Magenta

魅惑のチャーハン



「・・・・・・・・・いやな夢見た・・・・・・・」 寝起きは最悪だ。 その俺が見た夢とは真昼に花畑で追っかけられる夢だった・・・・・・ 花畑と言うのは花がいっぱい植えられている場所だ。 このレッドの中では珍しいだろうがあるにはある。 ただし、娯楽のものなので結構見学料がかかり、植物を触らないことが条件とか・・・ ってそんなことはどうでもいい!! 夢の中では・・・ 「しょ〜〜〜〜〜〜うく〜〜〜〜〜んД」 「おまえ!何で追いかけてくるんだよ!!」 「君が逃げるからさ〜Э」 「お前が追いかけてくるから逃げてるんだろうが!!」 「ふふふ・・・そんな細かいことは気にしないのが僕のいいところなのさ$」 「わけわからん!!」 俺は全速力で逃げているのに真昼からちっとも離れない。 逆にスキップでテッケテケやってくる真昼は少しずつ少しずつ俺に近づいてくるのだ。 一気にきてくれたほうがまだ一瞬で気が楽というものなのだが・・・ 徐々に徐々に距離が縮まっていくとともに恐怖が募っていく。 そして俺の肩に確かな重みが感じられた。 「ふふふふふ・・・つーかまーえた%」 「う、うわぁぁーーー!!!!」 俺はそこで目が覚めた。 「ってかその語尾をどうやって発音してるんだよー!!!」 目が覚めて一番初めに発した言葉がそれだった。 ただの一人でもこんな言葉を発しながら目を覚ましたやつがいるだろうか? ・・・世界のオンリーワンになった気分はみんなが感心するような、感動を生むようなものではなく、 一人孤独感を味わうとともにそれが現実と感じるなんともいえない寂寥感を味わうのだろうか? 今の場合は自己嫌悪だ。 夢とはいえあんな恐怖としか思えない夢を見るなど 「・・・気持ち悪い・・・」 これが俺の気分を最も表している言葉といってもいいだろう。 そんな気持ちを振り払い学校へ行く準備をする。 こんなときは環境の変換による気分変えが必要だ。 それが特効薬・・・ 登校中、俺の肩に手が乗った。 コレは夢の中で感じた感触と相違ない・・・すさまじいデジャブ・・・ 「やぁ!!翔クン!!」 「!!出たーーーーー!!!」 俺はその場から3メートルほど飛びのいた(横跳び自己新記録達成) 「え!!なになに?幽霊とか?」 「それはない。少し変な夢を見たからその影に翻弄されただけだ」 「ふぅ〜ん・・・で、変な夢って何?」 やはりくるか、そうくるか、ま、定石だがそれはそれでしょうがないと諦めがつく。 「祭の最中で飛鳥が某歌劇団のように天井からぶら下げられて右に左に揺れまくり、歌を歌ってポーズをとっている夢だ」 とっさに変な言葉を発して照準を新たな場所へと向けてやる。 「え、飛鳥ならやりそうな気が」 するんですか飛鳥さん。 「おっはよー!!デコポン!!」 「チョウア!!」 飛鳥の頭にチョップを入れた。 「今度いってみろ・・・殴るぞ・・・」 「今も殴ったじゃん!!」 「いや、次は『殴る』んだ」 そういいながらノートのカドを見せ付けながら言う。 「・・・・ハイ・・・・」 飛鳥はおとなしくなった。 いつもこれくらいおとなしければいいんだが・・・ ってかなんで飛鳥が時間通りに来れているんだろう。 いつもならHRが終わったころやぎりぎりセーフ(一限目)といった場面でくるのに。 「おっはよう!!みかんクン」 真夏がやってきた。 「・・・とりあえずその呼び方はもうy」 「おっはよーアカリー!!」 「おはよー」 聞く前にどっか行ってしまう真夏。 俺って話しかけられるのは多いけども話し聞いてもらえるのって少ないよな・・・ 「ねぇタチバナくん」 ・・・ 「タチバナくん?」 「はいっ!?」 いかん、橘とこの頃呼ばれていないから自分の名字に反応できなくなっている。 「だから言ったんだよ。みかんくんって呼ばないとだめだって」 「いやだって、恥ずかしいし」 さっき真夏と挨拶をしていた確か・・・アカリって人だ。 ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ 始めてこの学校で常識人に会った気がする。 「ええっと、みかんくん?」 恥ずかしそうにしながらもみかんと言う。 恥ずかしがるんなら言わんでいい。 っていうか 「橘でお願いします」 と即答した。 「わ、わかったよ。タチバナくん、キミ次日番だからね」 「え、ああ、知らせてくれてどうも」 とうとう回ってきたか、ある意味一番重要でなく、煩わしくも妙に仕事の多い仕事が ある意味この仕事って言うのが一番嫌われていたりするんだよなぁ。 しかし早いな、 「でもこの学校に来てから一ヶ月もたってないんだけど」 「ああ、この学級は男女でニチバンやってるから早くに回ってくるんだよ〜」 真夏が得意げに(メガネを直すような仕草をしながら)言う。 得意気に言わんでいい。 しかも何だその制度、小学校か? 「それで、パートナーが私」 (おそらく名前は)アカリが胸に手を当てながら言う。 ん、ってコトは名字が遅いほうなのか。 「明日は朝早いから大変だよ。って朝から明日の心配するってのもちょっと・・・ね」 苦笑いしながら言う(おそらく)アカリ。 ・・・普通の人がいます、ここに普通の人がいます・・・ なんかちょっと泣けてくるかもしれない・・・ そうだ、名前を聞いておかなきゃ困るな、明日来て日番パートナーの名前がわかりませんって言うのもドジだしな。 「俺は転校生だから最後に入れられるってコトか、じゃあ・・・名前はアカリだから・・・」 「いいえー」 ちょっと笑いながら次に続ける。 「私の名前はノア=ウィルライトって言うんだー」 Noar=willightでした・・・ 「アカリはニックネーム〜」 真夏が目を光らせて言う。 「ってニックネームが名前っぽ過ぎる!」 「しょうがないじゃーん。『のあのあ〜』って言ったらおこるんだもーん」 「えぇ!?あたしおこったことな」 「だから、ライトだからアカリだ!!って日本語にしたの〜」 そうですか・・・ 見たら少し髪の毛の色も淡い感じだしな。 部活メンバーに日本名の人しかいないから新鮮な感じもするな。 「じゃあ、なんて呼んだらいいか〜」 「アカリ!!」 「真夏さんはちょっと黙っててください・・・」 真夏を飛鳥の前へと移動させる。 「じゃあ飛鳥のニックネームはフライバー。」 「何でそこでとめるんですかアネサン!!」 「・・・・」 「あはははは・・・」 真夏のニックネームのつけ方はすごいセンスを感じるな、 「まぁノアでもウィルでも」 「じゃあウィリアム」 「いや、それはちょっと」 「すまん、ちょっと真夏に影響された。普通にノアって呼ばせてもらうことにするよ」 「うん、じゃあまたね」 というところで朝のHRが・・・ っていままでの会話がHRまでの間にあったのかよとかそういう突っ込みはやめてほしい。 ・・・ 閑話休題・・・ って言葉使ってみたいと思わないか? 「日本語で永遠って言葉があるだろ・・・英語で書くとEIEN・・・とても短いんだ・・・そう、永遠を感じるのは短い期間でいいんだ・・・」 飛鳥がなんか言っている。 EIENはローマ字だ。 あと永遠はエタニティEternityだ。 「よう、グレープフルーツ、今日もお疲れだな!!」 「いうなフライバー」 「なんだよイヨカン!!」 「しらないよフラバー」 「放課後だねー」 「お、サマー!!来ましたな!!」 「アカリもいるよー」 「はいはい」 「ああ、ウィリアム」 「って、違うってタチバナくん」 ・・・普通だ。 ああ、普通っていいことだ。 「でー、明日ニチバンってこと忘れないでね」 「OKだ、俺は飛鳥のように遅刻はしない」 「そうだよねーオレみたいに予鈴のなる時間に起きてから家を出るなんてことってなんでやねん!」 といいながら飛鳥の裏拳が俺に向かってくる。 それを俺はそれを叩き落とす。 机にあたる。 「すごいな飛鳥、机に突っ込みいれるなんてお前以外に俺は見たことない」 「ってなんでやねん!!」 その突っ込みによる裏手もバックステップしてよける。 飛鳥の突っ込みは真夏の肩に当たる。 真夏はすかさずその手をつかみ飛鳥の手を後ろに回し固める。 「いたいーーーーっ!!」 「私を倒すなんざぁ十年早いよ」 そう作り声で言った。 「でた、真夏のお雪さん」 文法的に変だが・・・ まぁあってることはあってるよな・・・ ってかお雪さんって誰だ? 「真夏ももうやめたら?瀬戸君本気でギブアップっぽいし」 「このお雪に情けなんて言葉はないんだよアカリさん」 入ってるな、うん、完全に乗り移ってる。 で、だれなんだ? ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・・・・ 五分後、 真夏はまだ飛鳥を締め上げていた。 ほんとに真夏のお雪に容赦はなかった。 「あのー真夏さん?そろそろ腕の痛みも麻痺しそうな・・・」 「しょうがないねぇ」 といいながら真夏は飛鳥の腕を放す。 「腕がやばい・・・これ俺の選手生命にかかわる・・・」 お前は探偵部だ、問題ない。 もし探偵部に支障が出るとしても、微々たる物のような気がする。 昨日の活動なんて、いつかやってた二時間ドラマを途中まで見て、怪しいものにチェックをいれ、犯人を推理する!! とか何とかそんな活動をしていた。 はっきり言いまして、殺人事件なんてめったに起こることじゃない、って言うか、高校ではまずお目にかからない。 ってか探偵部が高校にあることがそもそも・・・ 気にすることじゃないけどな、 いい加減教室にいる人たちは俺たちだけとなっていた。 俺は飛鳥と真夏を教室に置いたまま、部室に向かうことにした。 「依頼が届きましたああああ!!」 真昼が部室内でひときわ輝いて見えた。 ノートを掲げながら誇らしげにソファーの上に上履きのまま乗っかっていた。 まぁ、汚いというわけではないのでいいんだが・・・ 先入観からしてその乗っかっているソファーの上には座りたくなくなる。 ってか、依頼・・・来るんだ・・・ 「『こんにちわ、探偵部の皆さん、日ごろのご活躍をいつも拝聴させていただいております。依頼というのは私の友達の事  何ですが、最近妙によそよそしいというかなんと言うか、私が声をかけると避けてしまうというか・・・いつか時間のあ  いたときにでも話を聞いてもらえないでしょうか?お願いします』」 ふむ、この手の依頼って勘違いとか何か原因があるとか、その人が転校するってパターンが多いんだが、 ・・・まぁそれはドラマやアニメとかでよくあるものであって実際には何もないことが多い。 「僕の考えではこのこの友達は転校するんだとにらんでいる!!」 妥当すぎる・・・ ってかいい加減ソファーから降りろ。 「でも転校なんて面白くないなー」 悪いが俺も転校生だ。 ってかソファーの上を行ったり来たり歩くのはやめなさい。 「とにかく会って話をしないことには始まらない!!早速呼ぶべし!!」 そして真昼は胸ポケットにしまってある携帯を取り出し電話をかけ始めた。 もちろんソファーの上で仁王立ちで、 ピッとボタンを押し数秒と待たずに会話に入る。 「あ、いつもお世話になってます伊藤ですぅ・・・はい、いつものでー・・・はいーおねがいしますー」 そう言いながら電話を切った。 「ってことで現代社会においてナレーションってやつはものすごく重要だと思うわけよ」 「なるほど・・・」 五郎と飛鳥がなんか話している。 ちなみに飛鳥が熱弁振るっているのはテレビでよくある説明とかそういうものを効果的にリアルで取り入れたらどうだと・・・ わけわからんものを話していた。 「つまり、走るときは『走り去る飛鳥』歩くときは『歩みを進める飛鳥』スキップするときは『ご機嫌な足取りの飛鳥』・・・」 「なるほど・・・」 飛鳥ばっかだ。そんなに主役になりたいのか?飛鳥よ。 よく見ると五郎、耳にイヤホンつけて全く飛鳥の話を聞いていない。 さすが・・・と言うべきなのか?あまり五郎のことはわからないからどうともいえないんだが。 「じゃあオレ、いまから走るからそれに何かナレーションをつけてくれ!!」 「・・・・・・・・わかった」 五郎は立ち上がって周囲を見る。 そこでふと見上げた棚の上から昔のマイクのようなものを取り出した。 ってか五郎、いつの間にかイヤホンとって隠してる。 で、ちゃんと飛鳥の話も聞いてたらしい。 五郎を見ると、『必要最低限のことさえ聞いておけば飛鳥の考えていることなどお見通しだ』と言ったような顔でいる。 「じゃあいきますよ瀬戸さん・・・」 「OK!!じゃんじゃん言っちゃって!!」 マイクスタンバイ。 五郎は大きく息を吸い込んだ。 「『今、瀬戸は走る前の選手控え室にいる』」 「『あ〜これからマラソンの大会かーよっし気合入れないとな!!』」 「『その場で準備運動を始める瀬戸』」 「『マラソン前には準備運動だ!!これをしないで足ひねったりしたら大変だもんな!!』」 「『そこへ現れる強豪、アトミック学園の陸上部部長、前田』」 「『おお〜あそこにいるのは前田、やっぱ他の人とは違って筋肉の質が違うなー』」 「『瀬戸は前田を見ている』」 「『どんな鍛え方をしているんだろうなぁ』」 「『瀬戸は前田を見ている』」 「『やっぱ足だけじゃなく腕もすごいもんなぁ』」 「『瀬戸は前田を見ている』」 「『腹筋も・・・あ、着替えてる。すっげぇかっちかちに割れてるよ!!』」 「『瀬戸は前田に魅せられている』」 「『ああ〜オレも前田のようになりたいなぁ』」 「『飛鳥は息を荒げる!!』」 「『ハァハァ・・・筋肉ぅ〜〜〜前田〜〜〜』」 「『そこで前田にフライバーは飛び掛る!!』」 「『いただきマース!!』」 「『そこに現れる前田親衛隊、カッコ五十六人カッコ閉じ、は飛鳥を取り押さえるのだった!!』」 「『どっどどどどどけい!!オレは前田さんを前田さんをー!!』」 「『さすがに五十六人には勝てないと思った飛鳥はいったん距離をとり一人ずつ倒していこうと試みた』」 「『勝負をするならこっちだ!!前田親衛隊!!略してマエシン!!』」 「『そういいながら瀬戸は走る準備をする』」 「『俺の脚についてこれるか!?まあ無理だと思うけどな!!』」 「『そこで一言』」 「『前田!!お前の筋肉・・・と言うかすべてオレが貰い受ける!!待っててくださいね♪』」 「『I love 前田 very mach.foreverloveと叫びながら飛鳥は飛び立つ鳥のように、自由をつかむ羽を持つように去っていった』」 「うこけぇぇええええええ!!!!!あい、らぶ!!まえだ!!ヴェリィマッチュイ!!ふぉーえばらーーーーーぶ!!!」 「何あれ変態?」 「あ、探偵部の瀬戸君でしょ?なんかテンションおかしいよねー」 「うげ、前田さんかわいそー」 「おまえらーーー!!!!」 飛鳥が戻ってきたが探偵部みんなで無視しておいた。 ・・・・・・・・ 程なくして、 「へいおまちー!!」 いっつも職員室に出前にくるっぽいにーさんがチャーハン抱えてやってきた。 「チャーーーーーハン!!」 発音がおかしかった。 ってか行動もおかしかった。 なにやら全体的におかしかった。 「「「いただきまーす」」」 と言いながら食べだす真昼、真夏、飛鳥。 ちなみに五郎はマイクを元の場所に戻すついでになにやら発掘作業にかかっていた。 何か面白いものでもあるんだろうか・・・ まだ五郎のキャラがわからない・・・ 「って依頼者呼ぶんじゃなかったのか?」 早速呼ぶべしとか言いながら呼んでないじゃないか・・・ とか言おうと思ったのだが・・・ 「ん?あ、これ?・・・おやつ!!」 すっごいボリュームなおやつだなおい。 しかも納得できないし、意味わからんし、何でチャーハンなんだよってのも相当あるし、人数分取らないって何でだよ。 「しょうがないなーみかんクンにもちょっとあげるよ!!」 と言いながら2/3以上減ったチャーハンをこっちに向ける。 「いや、いらないし」 「なにおー!!私のチャーハンが食えないって言うのかい!!」 お、お雪光臨!! ってかそれって日本の時代劇の話だろ?チャーハンなんて出てこないだろ!? しかもそのセリフはお酒を交わすときの台詞だ!! とか突っ込みたいこともあったがすべては流れる水のごとく口へと入ってくるチャーハンによってともに飲み込まれていった。 「さて・・・・」 われらが部長様が腰を上げ、語る体制に入った。 いよいよあの件か・・・ 「帰るか!!」 ・・・・ 「え!!さっき早速呼ぶべしとか叫んでなかったか!?」 「そうだっけ?」 真昼は頭をぼりぼりと掻きながら間抜けな顔で言う。 「あんなに喜んでいたのにそれは・・・」 「ああ〜こういうのはね。依頼を受け取ったその日はアクションを起こさないで、次の日に依頼者に連絡を取り都合のいい日を聞いてから計画・・・と言うのが基本でね」 ・・・ なんとこの部活にルールがあった。 ・・・ 「なんとこの部活にルールがあった」 「思いっきり言葉にしないでくれないかな。翔ク〜ン」 「とりあえずその子に話を聞けばいいわけだね!!」 「あれ?真夏・・・さんって依頼者知ってるの?」 ちなみに真夏は『さん』付けにしないと怒られる・・・ 「えー翔君も話したじゃ〜ん」 真夏になんか言われる・・・ もしや・・・あの人か? 「えっと、もしかして・・・・・・ノア?」 「うん!!さーこれからが本番だよ〜!!」 「おくれましたーーー!!!!」 ドバンと部室のドアを開ける遥歌・・・ 「・・・・・・あれ?部活は?」 「終わったよ」 「なんですとぉ〜!?」 右手を頭の上で手のひらを天井に向け、左手はそれに対象になるかのように腹の前に持っていき、足は片足を上げ、ヨガのポーズのような体制をとる。 何のポーズだ? 「ってかなにやってたんだ?」 「え?何って・・・職員室での談話会ですよー」 ああ〜呼び出しね。 「なんか先生鬱憤たまってるらしくってねぇ、あたしがその話を全部聞いてあげたってわけでさぁ」 ・・・ 「なんかもーお菓子とかもいっぱいもらっちゃってー帰るに帰れない?みたいなうはうはな状況でありました!!隊長!!」 と、真昼に言う。 「うむ!!先生との交流大いに結構!!・・・・・・とりあえず仲良くして悪いことないしね♪」 寛大な部長様だった。 ってかマジで談話会だったのかよ・・・ 「『そんなこんなで俺が探偵部に入って最初の依頼が来ました。さて・・・これからどのような騒動が巻き起こるのでしょうか?次回へと話は続きます・・・』」 「あ〜五郎何気に気に入った?」 とか真夏が言う。 コクンとマイクを持ちながらうなずく五郎。 「ああ〜なんかかわいい!!五郎ちゃんすてき!!」 とか真昼が言う。 「ってかなんで俺の心の中を読むのかね。五郎さん・・・」 やはり五郎のキャラは判明しなかった。 小説トップへ
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